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2025.12.22

ピラティスインストラクターになるには?未経験からの資格取得と働き方を解説

インストラクターのサポートを受けながらレッスンをする様子

「ピラティスインストラクターとして働いてみたい」「好きなピラティスを仕事にできたら…」
そんな想いから、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

ピラティスインストラクターは、姿勢や体の使い方を丁寧に伝えながら、お客様一人ひとりの体と心の変化に寄り添える、やりがいのある仕事です。未経験からでも、正しいステップで学び、資格を取得すれば目指すことができ、働き方の選択肢が広いのも魅力のひとつ。

この記事では、ピラティスインストラクターの仕事内容から資格、キャリアの広げ方までを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

この記事でわかること

・必要な資格の種類
・学ぶべき知識(解剖学・指導法など)
・資格取得までの具体的な流れ
・必要な費用と期間の目安
・未経験から働くためのステップ
・インストラクターの働き方とキャリア

ピラティスインストラクターとは

パーソナルレッスンをする女性

ピラティスインストラクターとは、呼吸・姿勢・身体の使い方を整えるピラティスを通して、お客様の不調改善やボディライン作りをサポートする仕事です。単にエクササイズを教えるだけでなく、一人ひとりの身体の状態を見極め、最適な動きを提案することが求められます。

どんな仕事をするのか

レッスン指導が中心ですが、その前後のプロセスも重要です。カウンセリングを通して生活習慣や既往歴、目的(不調改善・姿勢改善・運動習慣づくりなど)を把握し、姿勢や動作を評価したうえでプログラムを組み立てます。

レッスン中は呼吸・アライメント・筋肉の使い方を細かく修正し、安全かつ効果的な動きを導きます。スタジオによってはセルフケア指導や生活面のアドバイス、継続的な身体の変化のフォローも行います。

マットとマシンの違い

マットピラティスは自重を使い、体幹の安定性やコントロール力を高めるのが特徴です。指導者のキューイング(声かけ)によって質が大きく左右されます。

一方、マシンピラティスはリフォーマーやチェアなどの器具を用い、スプリング(バネ)の負荷で動きを補助・調整できます。

可動域制限がある方や初心者にも対応しやすく、より細やかな身体調整が可能なため、近年はマシン指導が重視されています。

必要なスキル

ピラティスインストラクターには、身体の仕組みに関する知識に加え、姿勢や動きを見て気づく観察力が求められます。また、分かりやすく伝える力や相手の気持ちに寄り添うコミュニケーション力も大切です。
技術だけでなく、人として信頼される姿勢が長く続けるためのポイントになります。

ピラティスインストラクターになるには?必要なステップ

インストラクターのサポートを受けながらレッスンをする様子

ピラティスインストラクターを目指すには、体の仕組みや正しい動きをきちんと学ぶことが大切です。特別な経験がなくても、養成スクールで基礎から学べるため、未経験からスタートする方も多くいます。まずは「学ぶ環境を選ぶこと」からが第一歩です。

資格は必須? → 実務ではほぼ必須

ピラティスインストラクターは、資格がなくてもなることはできます。しかし、実際にスタジオで働く場合は、ほとんどのケースで資格取得が求められます。

資格があることで、安全に指導できる知識が身についているという証明になり、お客様や職場からの信頼にもつながります。特に未経験の方にとっては、安心して現場に立つための大きな支えになります。

マット資格とマシン資格の違い

ピラティスインストラクターの資格には、大きく分けて「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2種類があります。

多くの団体では、まずマット資格を取得してからマシン資格へとステップアップする流れになっています。マット資格では、呼吸や姿勢の基礎・インストラクションスキルなど、ピラティス指導の土台を学びます。
一方、マシン資格では、リフォーマーなどの専用器具を使ったより専門的な知識と指導技術を習得します。

資格団体によって受講内容や難易度は異なりますが、どちらの資格も「安全に効果的な指導ができる」ことを目的にカリキュラムが組まれています。

資格取得までの流れ

ピラティスインストラクターの資格取得は、「基礎を学ぶ → 実際に動く → 教える練習をする」という流れで進んでいくのが一般的です。段階的に学べるため、未経験の方でも無理なく理解を深められます。

  • 基礎学習

まずは解剖学やピラティスの基本原則(呼吸・姿勢・体の使い方)などを学びます。体の仕組みを理解することで、「なぜこの動きを行うのか」が分かり、安全で効果的な指導の土台が身につきます。

  • 実技練

次に、マットやマシンを使ったエクササイズを実際に行いながら、正しいフォームや動きを習得します。自分の体で体感しながら学ぶことで、レッスン時の伝え方や修正ポイントも理解しやすくなります。

  • 実習・指導練習

最後に、指導の練習や実習を通して「教える力」を身につけます。声かけや姿勢の見方を学び、現場に近い形で経験を積んだうえで、試験や評価を経て資格取得となります。

このように、基礎から実践へとステップアップできるため、初めての方でも安心してインストラクターを目指せます

資格取得に必要な知識・学ぶ内容

ストレッチをするインストラクター

ピラティスインストラクターの資格取得では、ただ動きを覚えるだけでなく、「なぜその動きが必要なのか」「どう伝えれば安全で効果的か」を理解することが重視されます。ここでは、養成講座で主に学ぶ内容を紹介します。

解剖学(骨・筋肉・関節)

まず学ぶのが、身体の土台となる解剖学です。骨格の構造や筋肉の働き、関節の動き方を知ることで、正しい姿勢や動作を理解できるようになります。

専門的に聞こえますが、インストラクター向けに分かりやすく学べるため、未経験でも安心です。解剖学の知識は、怪我を防ぎ、安全に指導するための大切な基礎となります。

ピラティスメソッド(呼吸・アライメント)

ピラティスの特徴である「呼吸」と「アライメント(体の整列)」も重要な学習内容です。
胸式呼吸を使って体幹を安定させる方法や、背骨・骨盤を正しい位置で保つ意識を学びます。

これにより、表面的な動きだけでなく、内側から整うピラティスの本質を理解できるようになります。

姿勢分析・指導メソッド

お客様の立ち方や動きのクセを見て、どこに負担がかかっているかを読み取る「姿勢分析」も学びます。その上で、どう声をかけ、どのように修正すれば良いかといった指導方法を身につけます。

一人ひとりに合わせた伝え方ができるようになることで、安心感のあるレッスンにつながります。

マシン操作

マシンピラティスの資格では、リフォーマーやチェアなどの器具の使い方も学びます。
スプリングの調整や安全な乗り降りの方法、補助の仕方など、基礎から丁寧に習得します。
マシンを正しく扱えるようになることで、初心者から経験者まで幅広い方に対応できる指導力が身につきます。

未経験からでもピラティスインストラクターになれる?

ピラティスインストラクターのレッスンの様子

「運動経験が少ないけれど大丈夫?」「専門知識がなくても始められる?」
ピラティスインストラクターを目指す方の多くが、こうした不安を感じています。結論から言うと、未経験からでもピラティスインストラクターになることは十分可能です。実際に、異業種からスタートしたインストラクターも多く活躍しています。

未経験でも問題ない理由

ピラティスの養成講座やスタジオの研修では、解剖学や動きの基礎から丁寧に学べるカリキュラムが用意されています。最初から完璧に動ける必要はなく、「なぜこの動きを行うのか」を理解しながら段階的に身につけていきます。

また、現場に出てからも先輩インストラクターのサポートを受けられる環境が多く、実践を通して少しずつ自信をつけていける点も、未経験者が多い理由のひとつです。

向いている人の特徴

ピラティスインストラクターに向いているのは、必ずしも運動が得意な人だけではありません。

  • 相手の話を丁寧に聞ける傾聴力
  • コツコツ続けられる継続力
  • 新しい知識を吸収しようとする学習意欲

こうした姿勢がある方は、インストラクターとして大きく成長できます。お客様の悩みに寄り添い、少しの変化に気づける人ほど、信頼される存在になりやすいです。

逆に向いていないケース

一方で、「人と関わるのが苦手」「学ぶことよりもすぐ結果を求めたい」という方には、少し大変に感じる場面もあるかもしれません。ピラティスは奥が深く、指導には継続的な学びが欠かせません。また、お客様一人ひとりに向き合う仕事のため、コミュニケーションを避けたい方には向きにくい面もあります。

ただし、これらは経験を通して変わっていく部分も多く、「やってみたい」という気持ちがあれば、成長できる環境は整っています。

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資格取得にかかる費用と期間の目安

La pilatesスタジオの写真

ピラティスインストラクターを目指すうえで、気になるのが「どれくらいの費用と時間がかかるのか」という点ではないでしょうか。資格の種類やスクールによって差はありますが、あらかじめ目安を知っておくことで、無理のない計画が立てやすくなります。

マットのみの場合の費用・期間

マットピラティスの資格は、ピラティス資格の中でも比較的取り組みやすい入り口です。

・費用目安:20〜40万円前後

・期間目安:1〜3ヶ月程度

週末や短時間で受講できるコースも多く、働きながら学ぶ方や、まずは基礎から始めたいという方に向いています。
呼吸や姿勢など、ピラティスの土台となる知識・指導スキルをしっかり身につけられるのが特徴です。

マシン資格まで取得する場合の費用・期間

マシンピラティス資格まで取得する場合は、学習内容がより専門的になるため、費用・期間ともに増加します。

・費用目安:50〜80万円前後

      ※統合的なコースでは100万円以上になることも

・期間目安:3ヶ月〜1年程度

リフォーマーやチェアなどの機器操作に加え、一人ひとりに合わせた指導力を学べるため、初心者から不調のある方まで幅広く指導できるようになります。

スクールによっての違い(海外認定 vs 国内養成)

資格スクールには、大きく分けて海外認定資格と国内養成スクールの2種類があります。

海外認定資格

  • 国際的に通用する資格
  • 解剖学・実習時間が充実
  • 費用・期間ともにやや多くかかる

国内養成スクール

  • 日本人向けのカリキュラム
  • サポートが手厚く学びやすい
  • 比較的費用を抑えやすい

どちらがいいかは、「どんな働き方をしたいのか」「どこで活躍したいのか」によって異なります。
自分の目的に合ったスクールを選ぶことが、資格取得後の満足度にもつながります。

スクール選びのポイント

マシンピラティスのキャデラック、キャフォーマーの写真

ピラティスインストラクターとして信頼され、長く活躍するためには、資格取得そのものよりも、「どんな環境で、何を学んだか」が重要になります。スクールによって実技量や指導の深さ、卒業後のサポート体制には大きな差があります。
ここでは、将来の働き方を見据えたスクール選びで必ず確認しておきたいポイントを解説します。

実技時間の多さ

ピラティスは、座学だけでは身につかないため、実技時間の充実度は最重要項目です。自分自身が正しく動けることはもちろん、動きを分解して説明する力や他社のエラーを見抜く力は実践の中でしか養われません。
見学や資料で、総時間だけでなく「実際に働いて指導練習ができる時間」がどれくらいあるかを確認しましょう。

少人数・個別サポートの有無

少人数や個別フォローがあるスクールでは、フォームの細やかな修正や理解度に応じた指導が受けられます。特に未経験者の場合、自己流の癖がついたまま進んでしまうリスクを防げる点が大きなメリットです。
また、質問や相談がしやすい環境は、学習の定着度を大きく高めてくれます。

解剖学の質

解剖学は「知っている」だけでなく、指導にどう活かせるかが重要です。筋肉や関節の名称を覚えるだけでなく、なぜそのエクササイズが必要なのか、どんな不調にどうアプローチするのかを理解できる内容か確認しましょう。
動きと結びついた解剖学を学べるスクールほど、現場で応用が効きます。

卒業後の就職サポート

資格取得後にスムーズに現場デビューできるかどうかは、スクールのサポート体制に左右されます。スタジオ紹介やオーディション対策、デビュー後のフォローアップがあるスクールは安心感があります。単に資格を取るだけでなく、「その後どう働けるか」まで見据えた支援があるかを確認しましょう。

インストラクターの働き方(キャリア例)

La pilatesスタッフの写真

ピラティスインストラクターの魅力は、ライフスタイルや経験に合わせて多様な働き方を選べることです。勤務型からフリーランス、将来的な独立まで、段階的にキャリアを広げていくことも可能です。ここでは代表的な働き方と、それぞれの特徴を紹介します。

パーソナルスタジオ(La pilatesなど)

パーソナルスタジオでは、マンツーマンの指導を中心に、一人ひとりの身体の状態や目的に合わせたレッスンを行います。マシンピラティスを導入しているスタジオも多く、解剖学的な知識や個別対応力を活かした指導が求められます。
固定の顧客がつきやすく、指導の質を高めながら安定して経験を積みたい方に向いている働き方です。

フィットネスジム

フィットネスジムでは、グループレッスンを担当するケースが多く、複数人を同時に指導するスキルが求められます。幅広い年齢層と接する機会があり、経験値を短期間で積みやすいのが特徴です。集団指導に慣れたい方や、まずは現場経験を重ねたい方に適しています。

フリーランス(出張・オンライン)

スタジオと業務委託契約を結んだり、個人で出張レッスンやオンライン指導を行う働き方です。働く時間や場所を自分で調整できるため、自由度の高いキャリアを築けます。
一方で、集客や価格設定、自己管理能力も必要になるため、ある程度の指導経験を積んでから選ぶ人が多いスタイルです。

独立・開業

経験を積んだ後、自身のスタジオを開業する道もあります。コンセプト設計や集客、経営スキルも必要になりますが、自分の理想とするレッスン環境を作れるのが最大の魅力です。
パーソナル特化型や女性専用など、強みを明確にすることで、長く愛されるスタジオ運営につながります。

La pilatesでインストラクターとして働くメリット

La pilatesの骨膜整体の様子

La pilatesでは、ただレッスンを提供するだけでなく、インストラクター自身が成長し続けられる環境を大切にしています。専門性の高い技術習得から、未経験者への研修制度、長く働きやすい環境づくりまで、安心してキャリアを築ける理由があります。

整体×マシンの専門性を学べる

La pilatesの大きな特徴は、整体とマシンピラティスを組み合わせた独自メソッドです。姿勢や不調の原因を見極め、根本からアプローチする力が身につくため、より質の高いパーソナル指導が可能になります。
流れ作業のレッスンではなく、「なぜこのワークが必要か」を考えられるインストラクターを目指せます。

未経験からの研修制度がある

未経験者でも安心してスタートできるよう、基礎から段階的に学べる研修制度を整えています。解剖学やマシン操作、指導練習までを体系的に学べるため、経験に自信がない方でも無理なく成長できます。

現場デビュー後も定期的な技術チェックやフォローがあり、一人で抱え込まずに成長できる体制が整っています。

手ぶらで体験可能!

女性専用で働きやすい環境

La pilatesは女性専用スタジオのため、落ち着いた雰囲気の中でお客様一人ひとりと丁寧に向き合えます。女性特有の悩みやライフステージに寄り添った指導が中心となるため、共感力や細やかな配慮を活かしたレッスンが可能です。

スタッフ同士のコミュニケーションもとりやすく、安心して長く働ける職場環境が整っています。

スキルアップとキャリア形成のサポート

La pilatesでは、継続的な勉強会や技術研修を通じて、常に指導レベルをアップデートできます。将来的には、後輩育成や店舗運営、マネジメントなど、指導以外のキャリアにも挑戦可能です。

インストラクターとしての経験を土台に、自分らしいキャリアを広げていける店も大きなメリットです。

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まとめ|ピラティスを仕事にして、自分らしい働き方を叶える

ピラティスのワークをする女性

ピラティスインストラクターは、体の知識と指導力を活かしながら、人の変化に寄り添える専門職です。マット・マシン資格の取得や解剖学の学習など、学ぶことは多いものの、未経験からでも段階的にスキルを積み上げていくことができます。

スクール選びや資格の種類、働き方の選択によって、将来のキャリアは大きく変わります。
だからこそ、「どんな指導をしたいのか」「どんな働き方をしたいのか」を明確にしたうえで、自分に合った環境を選ぶことが大切です。

La pilatesでは、整体×マシンピラティスという専門性の高いメソッドを軸に、未経験からでも安心して成長できる研修制度と、長く働けるキャリアサポートを整えています。

ピラティスを”好き”で終わらせず、仕事として深めていきたい方にとって、確かな土台となる環境です。

「誰かの身体を支える仕事がしたい」「自分自身も成長し続けられる働き方をしたい」
そんな想いがある方は、ぜひLa pilatesでインストラクターとしての一歩を踏み出してみてください。

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