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2025.07.24
ピラティスがリハビリに選ばれる理由とは?効果・事例・自宅でできる方法まで徹底解説

怪我や病気、加齢による不調からの回復には「リハビリテーション」が欠かせません。
近年、そのリハビリに「ピラティス」を取り入れる人が増えています。
身体にやさしく、体幹や姿勢を整える運動として注目されているピラティスですが、「本当にリハビリに効果があるの?」と疑問を抱く方もいるでしょう。
この記事では、ピラティスがリハビリに適している理由や期待できる効果、実際の活用事例、そして自宅でできる簡単な実践法まで、専門的な視点を交えて詳しくご紹介します。
この記事でわかること
- ピラティスとリハビリの関係性とは?
- リハビリ目的でピラティスを行うと得られる効果
- 実際の体験談・症例から見る回復例
- 注意点と安全な取り入れ方
- 自宅でできるピラティスの基礎エクササイズ
- 理学療法とピラティスの違い
- 対象となる代表的な症状・疾患
- よくある誤解と正しい理解
- 専門家による指導の必要性
目次
ピラティスとリハビリの関係性とは?

ピラティスはもともと負傷兵のリハビリを目的に開発されたエクササイズであり、呼吸と連動した動きでインナーマッスルを鍛え、身体の機能回復やバランス調整に優れた効果を発揮します。
なぜピラティスはリハビリに適しているのか
- 低負荷で行えるため、身体に無理がない
- 関節への衝撃が少ない
- 呼吸と連動した動きで自律神経を整える
- 筋力だけでなく柔軟性も改善する
- 姿勢の矯正に効果的
これらの特長から、術後の回復や慢性腰痛、肩こり、膝の痛み、神経疾患からの機能回復など、さまざまな場面でリハビリに活用されています。
ピラティスによるリハビリ効果とは?

ピラティスには、日常生活の動作や体の使い方を根本から見直すための“基本動作”が数多く存在します。これらの動きは単なるエクササイズではなく、ケガや不調からの回復をサポートする「リハビリの一環」としても非常に有効です。
ゆっくりとした動きと正しい呼吸を組み合わせることで、無理のない範囲で体幹を鍛え、柔軟性やバランス力、自律神経の調整まで叶えられるのがピラティスの大きな魅力。
以下では、ピラティスがリハビリに効果的とされる主な理由を、4つの観点からご紹介します。
1. 姿勢・骨格の矯正
正しい姿勢を保つ体幹を鍛えることで骨格が本来の位置に整い、痛みや違和感の軽減につながります。
2. インナーマッスルの強化
関節を安定させる力が向上し、怪我の再発予防にもつながります。
3. 呼吸機能の向上と自律神経の安定
深い呼吸で心肺機能を高め、副交感神経を優位にしてリラックス効果も得られます。
4. バランス感覚と柔軟性の向上
神経と筋肉の連携を高めることで、転倒や筋緊張を予防します。
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他のリハビリ手法との違いと併用のメリット

理学療法や電気治療などと異なり、ピラティスは「能動的」に自分の身体を動かして整えていく運動療法です。
項目 | 理学療法 | ピラティス |
---|---|---|
主体性 | 受動的 | 能動的 |
目的 | 一時的な痛みの改善 | 根本改善と再発防止 |
対象部位 | 局所的 | 全身調整 |
ピラティスは体のつながりを重視し、再発しない身体づくりまでを見据えているのが特長です。
対象となる代表的な症状・疾患

ピラティスは、身体の深部にある筋肉(インナーマッスル)をゆるやかに鍛え、全身のバランスを整えることから、さまざまな疾患や不調のリハビリに適応できます。特に以下のような症状でお悩みの方にとって、身体への負担が少なく、効果的に機能回復を目指せる方法として注目されています。
- 慢性腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア
- 変形性膝関節症・股関節症
- 五十肩・肩こり・頸椎ヘルニア
- 産後骨盤のゆがみや体力低下
- 脳卒中の後遺症(麻痺の改善サポート)
- パーキンソン病など神経疾患
- 自律神経失調症・うつ・倦怠感
- がん術後の回復期(低体力)
これらの症状に対して、ピラティスは「負担をかけずに動ける」ことを活かしながら、機能回復・再発予防・心身の安定といった多方面からのアプローチが可能です。
どの症状にも共通するのは、「自分のペースで」「無理なく続けられる」こと。継続することで、日常生活の質が少しずつでも確実に変わっていくのを実感できるはずです。まずは、ご自身の症状や体調に合った方法を、専門家と一緒に見つけていきましょう。
実際のピラティスを用いたリハビリ症例・体験談

La pilatesには、実際にリハビリ目的で通われているお客様が多数いらっしゃいます。年齢や症状はさまざまですが、適切なアプローチと継続により、多くの方が目覚ましい改善を実感されています。
■ 40代女性|腰椎椎間板ヘルニアの術後リハビリ
手術後、痛みと可動制限に悩まされていたが、医師の許可を得てピラティスを開始。深層筋を中心に鍛えるプログラムで、約3ヶ月で通勤が可能なほどまでに回復。姿勢改善とともに腰部の緊張も緩和。
■ 60代男性|膝関節痛の進行抑制と生活の質向上
長年の膝の違和感が悪化し、正座や階段の昇降に不安を感じていたが、週2回のマンツーマン指導を継続。身体の使い方を見直し、可動域や筋力を安全に改善。数ヶ月後には正座も無理なくできるように。
■ 50代女性|更年期に伴う自律神経の乱れ
怠感やめまいなど不定愁訴が強く、日常生活に支障をきたしていたが、呼吸法と骨盤まわりのエクササイズを取り入れたプログラムで対応。リラックス効果と血流改善により、体調が安定し始めた。
■ 症例①:脊椎手術後の腰痛改善
脊椎手術後の筋力低下と慢性的な腰痛に悩んでいた患者が、ピラティスでインナーマッスルと体幹の安定性を回復。姿勢の歪みが整ったことで、日常動作の負担も軽減。結果として、痛みが大幅に改善。
■ 症例②:スポーツ選手のケガからの競技復帰
膝や肩のケガを負ったアスリートが、リハビリ過程にピラティスを導入。関節に負担をかけずに筋肉を再教育できる点が評価され、筋力・柔軟性が回復。ピラティス後、競技復帰を果たしパフォーマンスも向上。
■ 症例③:高齢者の骨折後リハビリ
転倒による骨折後、体力と可動域が大きく低下した高齢者がピラティスをスタート。椅子や床を使ったやさしいプログラムを継続することで、筋力・柔軟性・バランス感覚が徐々に戻り、日常生活の自立が可能に。
幅広い層に対応できるピラティスの魅力
ピラティスは「年齢や体力レベルに関係なく、安全に実践できる」という点で、非常に多くの方にフィットするリハビリ法です。実際の症例からもわかるように、症状や目的に応じたオーダーメイドのアプローチによって、確実な変化が期待できます。
▼「ピラティスの効果」について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
「自分にできるか不安…」という方も、専門インストラクターの指導のもとであれば、安心して始められます。まずは小さな一歩から、回復への道を歩み始めてみませんか?
ピラティスをリハビリとして始める際の注意点
ピラティスをリハビリ目的で始める際は、効果を高め安全に継続するためにも、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。以下に注意点をまとめました。
- 必ず医師の許可を得る
- 経験豊富な専門インストラクターの指導を受ける
- 痛みがある場合は中断する
- 継続が大切(週1〜2回が目安)
- 自己流・動画のみの実施は非推奨
よくある誤解と正しい理解|ピラティス=難しいは誤解!
「ピラティスはハードで若い人向け?」
「ヨガと同じようなもの?」
「器具がないとできない?」
…こんな誤解を持っている方も多いかもしれませんが、実はピラティスはリハビリにも使われるほど安全性が高く、年齢問わず取り入れやすい運動です。ここでは、よくある誤解とその正しい理解を解説します。
「器具がないとできない?」
→ マット1枚で自宅でもOK! 自重トレーニング中心のため、特別な器具は不要です。
「ピラティスってハードじゃないの?」
→ 実は高齢者や運動初心者でもできる低負荷エクササイズです。
「ヨガと何が違うの?」
→ ピラティスは解剖学に基づき、筋肉と骨格の機能改善を目的としています。
ピラティスの基礎リハビリ法|自宅編

ピラティスは特別な器具がなくても、マット1枚で始められるのが魅力です。リハビリ目的であっても、自宅で気軽に取り組める基本動作を継続することで、少しずつ身体の機能改善が期待できます。
ここでは、初心者や体力に自信がない方でも安心してできる、3つの基本エクササイズをご紹介します。
- 1. ペルビックカール(骨盤の動き)
- やり方
仰向けで膝を立て、骨盤を丸めて背骨をゆっくり床から浮かせていく。
→ 腰痛・骨盤の歪みに◎
- 2. チェストリフト(腹筋活性)
- やり方
お腹を意識して上半身を軽く起こす。
→ 体幹強化、首肩の負担軽減に◎
- 3. キャット&カウ(背骨のしなやかさ)
- やり方
四つ這いで背中を丸める・反らす動きを繰り返す。
→ 姿勢改善・脊柱の柔軟性UP
※無理のない範囲で。痛みが出る場合は中止しましょう。
ピラティスリハビリ|インストラクターによるプログラムの重要性
ピラティスの効果を最大限に引き出すには、「正しいフォーム」と「適切な負荷」が不可欠です。しかし、独学では姿勢の癖や歪みに気づきにくく、間違った動きによって逆に身体を痛めてしまうリスクもあります。
La pilatesでは、一人ひとりの症状や目的に応じたオーダーメイドのプログラムを提供。
初めての方でも安心して取り組めるよう、「シングルレッグストレッチ」や「スパインストレッチ」など、基本動作から段階的に指導。また、呼吸法の習得を通じて、心身のリラックスや自律神経の安定にもつなげていきます。
リハビリにピラティスを取り入れる際は、必ず専門家のサポートを受けながら、安全かつ効果的に継続することが大切です。
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よくある質問(Q&A)
-
ピラティスはどんな人でもできますか?
-
医師の許可があれば、初心者・高齢者でも可能です。
-
どれくらいで効果を感じますか?
-
一般的には週1〜2回の継続で2〜3ヶ月程度が目安です。
-
健康保険は使えますか?
-
ピラティスは保険適用外ですが、通院リハビリと併用することで、再発予防や生活の質(QOL)向上が期待されます。
まとめ
ピラティスは、身体の内側から機能を整えることで、リハビリとして高い効果を発揮します。
整形疾患から自律神経まで、幅広い症状に対応でき、再発防止にもつながるため、注目度は年々高まっています。
まずは医師や専門家に相談し、自分に合ったピラティスを取り入れてみてください。
La pilatesでは、経験豊富なインストラクターがあなたの「不調からの卒業」を全力でサポートいたします。
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